この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あの頃に戻って……
第7章 嫁不在

あんなに激しく抱いてくれたから、優輝くんがそんな風だなんて夢にも思わなかった。
「多分、あれと優大は合わないしな。性格が。」
「え?そうなの?」
「あぁ。理解してやろうとしないし、歩み寄ろうとしない。自分優先で優大がやりたいことは後回し。だから、今、保育園空くの待ってるんだけど、自分がしたいことを早くやりたいから保育園にいれたいんだよ。」
「じゃあ、私がさっき、優大くんのこと見てるって言った時の嬉しそうな顔は当たりなのね?」
「そ。母親としてはあんまり良いとは思えない。だから優大も俺が仕事してても俺んとこに来たがるんだよ。午前中いっぱいくらいなら見ていられるけど、1日中ってのはあり得ないらしい。」
淡々と話す。
「うちの保育園、多分、空いてるわよ?」
「マジ?」
「えぇ。この前、園児募集していたもの。莉緒さんに話してみましょうか?」
「あぁ。お願いできる?」
「うん。」
微笑みながら快諾すると……
「美都……その笑顔、ヤバい!」
「えっ?」
「押し倒してキスしたくなる!」
何て言うから、ボッと顔が赤くなる。
「もぉ……」
このまま時が止まれば良いのに……
優輝くんが私のバックの向きを変えた。
「?」
自分の太ももの横に手を置いていたんだけど、
ギュッ……
手を握った!
「あ……優輝くん……」
「そろそろ3時になるからさ……」
「お客さん来ちゃうね……」
「あぁ。淋しい?」
「うん……」
「……あぁ~キスしたいッ!」
「ダメ!」
「しないけど……」
「私も……したいよ。」
二人きりではない。ましてやここは外!
「俺帰ること優大に伝えるから、美都、トイレ行って?」
「う、ん。」
何やら作戦かしら?
「優大、パパお店行くぞ?まだ遊んでるか?」
「うん!パパばいばーい。」
「次、俺の番だぞ、優大。」
「良雅、少し待ってあげようよ?見て?優大くん、とっても楽しそうだよ?ね?」
「分かったよ。」
ブランコの遊具で、一つだけお尻がスッポリ入るタイプのブランコがある。
咲良がうまく場をまとめてくれてる。
「さくらたん、ありがと。りょうたん、どーじょ。」
そんな光景を見ていて、思わず、
「優大くん、とっても良い子ね。」
そう話した。
「多分、あれと優大は合わないしな。性格が。」
「え?そうなの?」
「あぁ。理解してやろうとしないし、歩み寄ろうとしない。自分優先で優大がやりたいことは後回し。だから、今、保育園空くの待ってるんだけど、自分がしたいことを早くやりたいから保育園にいれたいんだよ。」
「じゃあ、私がさっき、優大くんのこと見てるって言った時の嬉しそうな顔は当たりなのね?」
「そ。母親としてはあんまり良いとは思えない。だから優大も俺が仕事してても俺んとこに来たがるんだよ。午前中いっぱいくらいなら見ていられるけど、1日中ってのはあり得ないらしい。」
淡々と話す。
「うちの保育園、多分、空いてるわよ?」
「マジ?」
「えぇ。この前、園児募集していたもの。莉緒さんに話してみましょうか?」
「あぁ。お願いできる?」
「うん。」
微笑みながら快諾すると……
「美都……その笑顔、ヤバい!」
「えっ?」
「押し倒してキスしたくなる!」
何て言うから、ボッと顔が赤くなる。
「もぉ……」
このまま時が止まれば良いのに……
優輝くんが私のバックの向きを変えた。
「?」
自分の太ももの横に手を置いていたんだけど、
ギュッ……
手を握った!
「あ……優輝くん……」
「そろそろ3時になるからさ……」
「お客さん来ちゃうね……」
「あぁ。淋しい?」
「うん……」
「……あぁ~キスしたいッ!」
「ダメ!」
「しないけど……」
「私も……したいよ。」
二人きりではない。ましてやここは外!
「俺帰ること優大に伝えるから、美都、トイレ行って?」
「う、ん。」
何やら作戦かしら?
「優大、パパお店行くぞ?まだ遊んでるか?」
「うん!パパばいばーい。」
「次、俺の番だぞ、優大。」
「良雅、少し待ってあげようよ?見て?優大くん、とっても楽しそうだよ?ね?」
「分かったよ。」
ブランコの遊具で、一つだけお尻がスッポリ入るタイプのブランコがある。
咲良がうまく場をまとめてくれてる。
「さくらたん、ありがと。りょうたん、どーじょ。」
そんな光景を見ていて、思わず、
「優大くん、とっても良い子ね。」
そう話した。

