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あの頃に戻って……
第8章 離婚
昨夜、優しく抱かれたことを思い出す。

恥ずかしくなる。

「咲良と良雅は何時頃起きる?」

「8時頃よ。優大くんは?」

「同じくらいだよ。じゃぁ、まだ全然、大丈夫だな。」



「何が?」

「ちょっと運動できるかな?って。」

「毎日走ってるの?」

「いや。今だけ。」

「ん?」

リビングのソファーに隣り合って座る。

見つめるからドキドキする。

「美都……」

一度名前を呼んですぐに、

とさっ……

え?

押し倒された!?

こんな経験があまりないから、どうしたら良いか分からなくなる。

「優輝くん?」

バクバクバク……

「う、運動…するんでしょ?」

違うって分かってるけど……

「だから、セックスのことだよ。」

「えっ⁇?…起きて来ちゃったらどうするのよ?」

現実も気になる。

「大丈夫だって。」

そう言いながら、寝巻きに借りた、Tシャツを捲りあげる。

Tシャツを直す。

「なんだよ?ダメ?」

戻したシャツの裾を掴んだままにした。

「朝だよ?」

「だから、何?」

「恥ずかしいよぉ!」

「そんなの、興奮材料にしかならない。……抱かせて?」

キューーーンッ‼︎!

ズルイ……

かっこいい。

「美都……」

チュッ……チュッ……

唇にキスをする。

シャツを持ってた手の力が緩んだ。

「ダメだ……もう…我慢できない。」

そう言って、私の腕を万歳させて、優輝くんが左手で私の両手を押さえる。

余ってる右手で短パンの裾から太ももを触る。

「んっっ!あっ手…あぁ…ッ!」

「美都可愛いんだもん。俺だけしか知らない美都をもっと見たい。」

そう言いながら、Tシャツを捲ってく……

「ズルい……あっ、あん!優輝くん!あぁん!」

「ズルい?」

胸に刺激を与える。

「カッコいいんだもん。あん!あっ!あん、あっあっ!」

乳首が勃っていくのが分かる。




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