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あの頃に戻って……
第9章 旅行

「美都……」
驚いたような声を出した。
ギュッ……
抱きしめたけど、やっぱり少しだけ、腕が回らなかった。
「優輝くん。私……優輝くんへの想いを封印したの。優輝くんに会いたくて優輝くんの家の近くでバイトしたけど会えなくて……もう、会えないんだって……だから封印したの。」
涙が止まらないよ……
「実家に帰ってくる度に優輝くんへの想いを思い出してた。中学の前を通る時も、優輝くんの家の前を通る時も……いつも…。…同窓会のハガキで幹事が優輝くんだって分かって、居ても立っても居られない気持ちになったわ。片思い、まだしてるんだなーって実感してた。それが、お互いにこんなに思い合っていたなんて、夢みたいで……信じられなくて……。私も、すごく幸せ。嬉しくて、嬉しくて……ありがとう、優輝くん!」
そう言うと、優輝くんが、正面向いて、抱きしめてくれた。
裸のまま、部屋に戻った。
嬉しすぎて、幸せすぎて、二人で激しく抱き合った。
「美都ッ!」
「優輝くんッ!」
「愛してる!」
「私も!愛してる!」
愛の言葉を何度も伝える。
想っても想っても埋まらなかった距離。
長い月日をかけてやっと知り合えた事実。
私たちは嬉しくて嬉しくて嬉しくて…
愛し合うことしかできなかった。
驚いたような声を出した。
ギュッ……
抱きしめたけど、やっぱり少しだけ、腕が回らなかった。
「優輝くん。私……優輝くんへの想いを封印したの。優輝くんに会いたくて優輝くんの家の近くでバイトしたけど会えなくて……もう、会えないんだって……だから封印したの。」
涙が止まらないよ……
「実家に帰ってくる度に優輝くんへの想いを思い出してた。中学の前を通る時も、優輝くんの家の前を通る時も……いつも…。…同窓会のハガキで幹事が優輝くんだって分かって、居ても立っても居られない気持ちになったわ。片思い、まだしてるんだなーって実感してた。それが、お互いにこんなに思い合っていたなんて、夢みたいで……信じられなくて……。私も、すごく幸せ。嬉しくて、嬉しくて……ありがとう、優輝くん!」
そう言うと、優輝くんが、正面向いて、抱きしめてくれた。
裸のまま、部屋に戻った。
嬉しすぎて、幸せすぎて、二人で激しく抱き合った。
「美都ッ!」
「優輝くんッ!」
「愛してる!」
「私も!愛してる!」
愛の言葉を何度も伝える。
想っても想っても埋まらなかった距離。
長い月日をかけてやっと知り合えた事実。
私たちは嬉しくて嬉しくて嬉しくて…
愛し合うことしかできなかった。

