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帝警備淫夢譚
第3章 城田美和、治療はひとりエッチ
退社後、私はスポーツ用品店に寄った。

一応、付き合っているカレはいる。山登りは元々カレの趣味。まあ今は私の方がハマっているのだけれど。だから、休みが合えばカレと登る。そんなわけでファッションにも気を遣いたい。山ガールのファッションも新作がどんどん出てくるし、オシャレに敏感な私としてはちゃんとチェックしておきたいわけ。

試着室に入り、制服を脱ぐ。
下着の上からコンプレッションタイツを履く。
おお!新作のタイツは圧着しているのに心地良い。これ買お。鏡の前でシルエットを確認し、定員を呼ぼうとドアのカギを外した時!

何が起こったか分からなかった。
悲鳴も上げられないまま、口が押えられた。

「騒げば殺す」

見覚えのない男だった。男はカギを外した瞬間、試着室の狭い空間に押し入り、私の口を抑え、ナイフを突きつける。

「今日のことは忘れろ。そして銀行を辞めろ」

???何のことか分からない。何で銀行を辞めないといけないのよ!
怖い。誰か来て!心の中で叫ぶ。

「めんどくせえ女だな。次長のセクハラの件だ」

忘れる忘れる。どうでもいいし。けど、銀行辞めるのは無理…。目で訴える。

「辞めないんなら、また来るぞ?」

男は私の耳元で囁き、タイツが密着型した股間をナイフで撫でてくる。
さらに、もう片方の手がシャツの下から入り込んで、ブラの上から胸を鷲掴みにする。
何か言おうとした瞬間、今度は唇まで奪われる。
口の中に何か入ってきた!ゼリー状の何か!怖い…気持ち悪い…。

それから10秒。体に異変が起きる。

アソコが疼く。
クリトリスが勝手に剥き出しになって震えている。
乳首が痛いくらいに勃起して、愛液が大量に零れ出す。

何?何を飲ませたのっ!
男の指先が、タイツ越しに私のクリトリスを押し潰す。
あっ!声が出るのは我慢したけれど、快感が体を走りに抜ける。

「本当によく効くぜ」

男の笑みは、自信に溢れている。
それが私の気力を奪う。
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