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帝警備淫夢譚
第2章 松葉昴司、彼女を想い反省す
彼女はまた泣いた。

けれど、この5ヶ月で素敵な男性がどんな人なのか分かった気がすると言った。それは俺のような男だと。
すでにミッション達成だ。

でまかせの海外赴任の前に彼女と会うことになった。会えば綺麗に忘れられるからと。
梅雨の合間、蒸し暑く晴れた日だった。

そして、どうしても抱いてほしいとせがまれた。素敵な男性の、素敵なセックスを知っておきたいからと。

正直に言えば、俺も彼女に惹かれていた。この時点では相手が高校生であることも忘れていた。

一度だけを条件に俺は彼女を抱くことにした。

高級ホテルの一室。
めかしてやってきた彼女にディープキスの嵐をお見舞いした。しながら、薄い黄色、花柄のワンピースを脱がしていく。大人びた下着をつけている。濃紺の上下。シンプルでいてスタイリッシュ。俺の好みだ。

彼女をベッドに倒し、下着はなるべく脱がさずに、隙間から攻める。声にならない声が、彼女の口から漏れる。

汗が止まらない。絡み合い混ざり合い、二人の体を繋げる。

キスをした唇を這わせる。首筋から胸へ。乳首に近づくにつれゆっくりと焦らす。
眉間にシワをよせ、何かに耐える彼女。
恥ずかしいのか?それとも、もっとして欲しいことがあるのか?
ブラジャーを少しだけ下げ、乳首に吸い付く。味を堪能するように舌を動かす。

今度ははっきりとした声をあげる彼女。乳首を転がすリズムに合わせて、途切れ途切れの声。

指は太ももから進み、パンティの縁をなぞり、焦らす。
生地の濡れ加減を調べる。びしょびしょ。

それでも焦らしていると、腰や太ももがクネクネと踊り出す。指を割れ目の真ん中に置くと、押し付けようと股間が追ってくる。指を逃がすと、震えるように割れ目が突き出され、切ない喘ぎが響く。

限界かな?

全身を合わせる。合わせたま、二人は下着を奪い合う。
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