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PM2時〜パッカー車の恋人〜
第3章 出逢い

昨日からなんとなく、パッカー車のお兄さんが気になり始めた。

今日も何となく彼を見たくて、だいたい同じくらいの時間と思われる時に、外に出てみた。

まだパッカー車はなくて、何だか少し残念な気持ちになる。

バックヤードに戻ろうとすると、そこにいつものパッカー車が現れた。

もう空箱は片付けたのに、片付けてるフリをして、車が止まるのを横目で見る。


バタン!


車のドアが閉まる音がする。

ゆっくりと振り返ってみて、私はビックリした。

だってそこにいたのは、背の高いオジサンで…。

あれ?

違う人が来た…?

ここに来るのは、あのお兄さんだけじゃないんだ。

今までそんな事気にした事もなかったから、新たな発見だった。
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