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渇いた人妻たち
第8章 快楽の共有 「最終章」
征男がその駅に着任してから満二年を迎えようとする三月のある日、定期異動でその駅のある線区からは遠く離れた、終点の大きな駅へ転勤する事となった、一週間後に赴任しなければならない最後の週には個別と、明美と梨花による三人プレイにホテルへ通い、三人の人妻達は号泣しながら別れを惜しみ、生涯でこれが最後の不倫なのだと心に決め、その誰にも言えない深い傷跡を、自らの身体に深く刻み付けて置こうと、なりふり構わず貪欲に征男の肉体をむさぶり、未練を残しながらも以前のように夫の元へと帰って行かざるを得なくなったのである。
征男は赴任してからも、彼女達の事を [みんなおとなしく主婦業に精を出して、ご主人には可愛がられているのかな、ばれてはいないよな] と時々は脳裏をかすめていた。半年位過ぎたある日、みんな、ばれもせず、元気で過ごしていると梨花からメールをもらい、一安心と、彼女たちに悪いことをしたという、懺悔の気持ちなどは微塵も無く胸を撫で下ろし、新任地でも好色さは衰えること無く、狩人のように、次なる獲物である人妻を探しているのであった。
[ 完 ]
征男は赴任してからも、彼女達の事を [みんなおとなしく主婦業に精を出して、ご主人には可愛がられているのかな、ばれてはいないよな] と時々は脳裏をかすめていた。半年位過ぎたある日、みんな、ばれもせず、元気で過ごしていると梨花からメールをもらい、一安心と、彼女たちに悪いことをしたという、懺悔の気持ちなどは微塵も無く胸を撫で下ろし、新任地でも好色さは衰えること無く、狩人のように、次なる獲物である人妻を探しているのであった。
[ 完 ]