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向日葵
第3章 ビアンの純粋と闇
 「すみれ、その梨花って女に、ココも犯されたの?」

 「…されて…ない…指を少しだけ挿れられただけ…」

 「グチョグチョに濡らしながら、脚開いて悦んだの?」

 「…あの時は、誘惑に負けた…の…」

 「私にココを犯されて気持ちいい?」
 
 「うぅぅ…ん…葉月だから…気持ち…いいの!!」

 偽物のペニスでも、女の部分を刺激されたら気持ちいいよ。
 ーーそれでも、本物のペニスを望んでなんかいない!

 葉月のペニスだから感じるんだよ。

 葉月は三島屋のお嬢様のくせに、時折卑猥な言葉攻めをし、私の快楽スイッチのボタンを押しまくる。

 私は辱めを受けた気持ちになり、余計に興奮した。
やらしい自分を見せられる事に安心してしまうから。
身体の相性は抜群に良い。

 レズビアン用語で男役をタチ、女役をネコというらしいが、私達の場合は、相手に合わせて両方のポジションでセックスを楽しめた。
そういう人をリバと言うらしい。

 カップルでリバは珍しいらしいと言われるが、私も葉月も、互いが気持ち良くなる為ならリバを上手く使いこなし、性的な興奮を仰ぎ、夢中で互いを求め合えたから。


 葉月が下品になる程、私は濡れた。

 私達はSな部分とMの部分が両方備わっているのかもしれない。

 愛するという事がこういう形にしていったのかもね?
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