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向日葵
第4章 好奇心を抱いたロストバージン
 どんなに取り繕って、『好き』という言葉を重ねても、発情した気持ちを抑えられる程大人じゃない。

 早く大人になりたくて背伸びをするのなら、女と二人きりの空間に居たら、理性なんてすっ飛んでしまうもんよね。

 ありきたりな愛の告白を涼太は述べたわ。

  『すみれ、愛してる』
  『大事にするから』
  『夢を見ているみたいだ。
すみれとこんな事になるなんて……』

  唇を重ね合わせ、耳元で甘い言葉を囁いた。
シャワーを浴びて、濡れた髪をタオルで拭いて、大人の男になろうとした。

 ベッドに押し倒されて、バスローブの紐を解かれたら、真上に涼太の顔があった。

 はだけて曝け出されてゆく肌を見て、エッチな男の顔に変わっていったわ。

 乳房を揉みだし、乳首を指で捏ねて唇を寄せる。
舌先は本能でソレを舐めたり、這わせたりする。
赤ちゃんの様に啜ったりね。

 不思議よね…

 女のやらしい声が私の口からも漏れていったわ。
性器からドロッとしたものが溢れ出して、身体の変化に驚きを隠せなかった。

 涼太はね、その濡れた性器に指を挿れて中を掻き回し始めた。

 我慢出来ない私の声が漏れて部屋に響き渡った。
バージンのくせに艶めかしい声を上げるのよ。
その声に刺激された涼太は、益々激しくなっていったわ。

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