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向日葵
第4章 好奇心を抱いたロストバージン
 葉月がイッたのを見送りペニスを外す。
 
 乱れた女性器の露をティッシュで拭ってあげると、恥じらいの顔を見せる葉月。
こういう細い手順も覚えて嫁ぎなさい。


 「よく見せて。
葉月のココ」

 私は葉月の脚を開く。
愛しい性器に唇を這わせた。

 「す、すみれ………」

 「可愛いココがお嫁に行ってしまうんだもの……
今のうちに愛をいっぱい吹きかけておくの。
もう、私だけのものじゃなくなる。
寂しくて、辛いけど……

 葉月、醜いペニスが貴女の膣を犯した後、私を思い出して……
貴女の膣を綺麗に拭う私を……
私だけのものだった頃を思い出して……」


 私達は裸のまま抱き合って泣いた。

 女だからだ。

 ねちっこく、別れを惜しんでしまうのは。



 「ねぇ、すみれ……
涼太君とはどうなったの?」

 「それっきりよ。
残酷でしょ?」

 「残酷じゃないと思うよ。
そりゃ、涼太君には気の毒だけど……
正直なんだよ。すみれは」

 「この正直さが人を傷つけてゆく」

 「真面目なんだよ。
男がワンナイトラブしたさに女に優しくなるのと一緒だよ。
目的が果たされてすみれは素に戻っただけ」

 「そうかもしれないわね…」

 

✾✾✾


 でも、罪は罪よ。
人を傷つけた罪は重いんだよ。
葉月
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