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続「辿り着く 先には」
第8章 「破壊」
お互いが、身体を綺麗にしてから少しばかりを話をしつつお酒を飲んで二ヶ月間のあったことを話した。殆どが絢音の方の出来事だったが・・・聖は仕事をしていたのでこれといった変化は無かったからだ。

「あちこちね、置いて貰えるところは増えたの。リース代金は取れてる訳じゃないけど。でも、まずは見て貰うことだから。」
「そうやね、それが一番いい。絢音の絵画だと海外の方が受けがいいと思うわ。抽象画は得になぁ。」
「そうね、日本人にはまだまだ馴染みのないものだし。それに絵画を飾って生活するという事が中々ね、小さいものならいいのだけど。」
「大きなものが沢山、売れてしかも言い値で。僕をイタリアに連れていってくれるんやろ。」それに笑う絢音。その姿を見ているのが嬉しかった。
「いつになるかは分からないわよ。でも、約束したことを破るのは嫌だから・・・励む事は忘れないわ。」
その言葉によってすっと、抱き寄せられた。

聖の身長は座っていたとしても高いものだった。手足が長いのだ。すっぽりとくるまれると、安心感がわく。後ろから抱き締められて、聖を背もたれにするとするりと太ももに手が入る。つねに下着は着けてはならないと言われていたから、いつでも聖の自由にできるのだ。奴隷には服もいらないと言われていたが、流石にそれだけは許しを貰っていた。

「ほんまに、色が白いなぁ。これなら、赤くなって日焼けも辛いやろ。」その手を止めようとして、はらはらと逃げられる。
「毎年、夏は大変よ。日焼け止めを塗ったって関東の太陽は意地悪よ。」それに珍しく声を上げて笑う聖の方に驚いて、顔を向けそうになったが首筋に唇を押し当てられ吐息が漏れそうになるのを堪えた。

「そこで、我慢せぇへん。声は自然に出しぃ、可愛い声を聞かせて。」それに恥じらう姿を、本当に愛しいと思った。自分の言葉と、指先一つで女が堕ちて行くのが楽しかったのだから・・・
「だって、話してる声は低いのにあの時の声は高くて女にされる気がして嫌なの。」指先は花園に近付く。
「女にしてるんやから、ええんよ。逆らわず、従順に奴隷になればええ。快楽に溺れる瞬間をもっと楽しまな。絢音は普段は色々な事に、我慢してるんやから。」
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