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第1章 アイリーン

この身体に慣れるまでどれだけの月日と時間を使ったんだろう・・・？

私は苦しい入院生活から解放された・・・
父親と母親も田舎から来ていた・・・
私は・・・車椅子・・・

『なぁ真子・・・父さんの会社で事務やらんか？』

何言ってんだ・・・？

『そうよぉ真子・・・何かをやった方が、お母さんもいいと思うわぁ・・・』

私の気持ちも知らないで勝手な事言いやがって！！
昔から親が大嫌いだった・・・

『・・・あぁ・・・何かやるよっだから私の前から消えてくんない？・・・あんたらウゼェんだわ！』