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第2章 吐き気がするほどロマンチック

～安宿で・・・～

私は二千円の安宿で一夜を過ごした・・・

久々のベッドの感触は良かった・・・

グッスリ寝れたと思う・・・

今日は天気がいい・・・

『今日も稼いでくるかぁ！』

この地区の皆は明日の事は考えない・・・
今日生きる事を考える・・・何故なら・・・
明日死んでるかもしれないから・・・

どんな仕事だろうと、とにかく頑張って好きなものを食べ好きな酒を飲む・・・
それが唯一の幸せなのだから・・・

私は今日も車椅子を前に進める・・・

『吐き気がするほどぉ～！ロマァ～ンチックだぜぇ～！』