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びっちカノジョ 【2期目】
第8章 Scene.07
 
 姐御から逃げるように坊ちゃんと辺りを捜索して数時間後。

 まだ明るい時間に戻った時には、川辺で嬢ちゃんが一人。

 スライムに因って喘ぎ続けていた嬢ちゃんに訊いても、喘いでるだけで何の情報も無いッス。

 それで姐御を捜して数時間。

 辺りが暗くなりかけ、森の中には日も射さなくなってきたッス。

 それでも見付からない姐御。

「ンアッ…アァッン……も、もぉ………」

「ったく。何時まで喘いでるんだよアカネっ」

 負ぶった嬢ちゃんを叱責する坊ちゃん。

 いい加減、その遣り取りも飽きてきたッス。

 て言うか、ずっと勃起しっ放しなの気付いてるんスけど。

 どんだけ持続力あるんスか。

 そもそも、嬢ちゃんのその状態は、あと一日は続くッス。

 姐御で充分すぎる程分かってるッス。

 あの性欲の塊の姐御ですら、アッシが干からびるくらい半日近くヤり続けて元に戻るッス。

 それが、普通の嬢ちゃんなら、軽く見ても倍は掛かると思うッス。

「ホントにコイツ………なんなんスかね………」

 ぽよんぽよんと弾みながら進む、小っこく丸いスライム。

「小っこい言うなぁっ………アァッン………」

「イタっ?! 違うッスよぉっ!」
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