この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
明治鬼恋慕
第8章 城下町

思わず戻した視線の先には、自分の脚の間に顔を埋めるリュウのあられもない光景があった。

こればかりは堪えられそうになく、焔来は即座に腕を伸ばす。


「…何してんだ!‥そんな‥こと‥ッッ‥…」

「……っ」

「やめろっ…‥…離れ、ろ…!!」


彼の端整な唇が自分の欲の塊を包んでいるのが許せなく、頭を引き剥がそうと必死だった。


「…ッ─……嫌がらないで…っ…、ハァ……焔来、気持ちいい よね…」

「ちが…っ、ハァ、ハァ、だめ……!!」


リュウに言われなくても、痛いくらいに張りつめたそれは自覚している。

敏感な裏筋を舌のざらつきで撫でられるたびに大きく脈打ち…呆気なく弾けそうなんだ。


でも、…いや、だからこそ駄目だ。


リュウは大切な存在なんだ。

汚い劣情をリュウの口内に注ぐわけにはいかない。

焔来は彼の額を押し、黒髪を引っ張り、同時に喉を仰け反らせた。


/329ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ