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明治鬼恋慕
第3章 擬態


「じゃあ、改めて」

「乾杯。リュウの優勝を祝って」


仲良く酒を酌み交わす。

…人在らざるこの二人は、五年前に偶然出会った。




五年前…──

この落方村で。




『 お前も──…鬼、なのか…!? 』



橋の上で傷を負い倒れていた子供は、少年のなりをしていて、腰には刀を差していた。

目があった瞬間に互いの正体がわかった──。

焔来は意識を失った彼を連れ帰り、千代の助けを借りながら懸命に手当てした。



『 おい、気付いたのか 』

『 君は……? 』

『 俺は焔来だ。安心しろ、ここは俺の家で… 』

『 やっと、会えた 』

『 …どうした? 』

『 …っ…仲間の匂いが、するよ… 』

『 ……お前 』





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