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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第7章 睡眠姦 編 2ー1 優奈の憂鬱
オナニーの時に使う?・・・
それってあれ、だよね・・・

優奈も、そういったおもちゃがあるくらいは知って
いたが、箱に入っているとはいえ、実際に目の前に
置かれて、どう反応していいか、戸惑ってしまった

いくらストレス発散って言っても、そんなものを使
わないとだめなの?
それに、学園でそんなものを渡されるなんて・・・
お、おかしいよ・・・

一瞬身体の変調を忘れるくらいの出来事だったが、
すぐにまた意識させられてしまう。
胸の蕾が硬くなり、まるで摘まんで欲しがっている
ように、ピンと立ち上がっているのが分かる。
そこがブラのカップに擦れる度に、息が荒くなるの
を我慢しなければならなかった。

先生が話を続ける。
「実はね、学園内の何人もの女の子に、これを渡し
てあるの。優奈さんと同じ悩みを持っている子達が
いっぱいいるのよ。
だから、心配しないで使ってみて」

そう言って二つの箱を優奈の手に握らせた。

強引に押し付けられた形で受け取ってしまったが、
優奈は、これで診察が終わって帰ることが出来る、
そちらの嬉しさで、頭がいっぱいだった。
大して考えもせず、そそくさと箱をカバンにしまう
と、席を立った。

この保健室内での、今までの出来事を思い出し、
恥ずかしさが、また込み上げてきたのを我慢して
先生にお礼を言って、部屋を出ようとした時だった

「優奈さん!1週間後にまた保健室に来てね。
症状がどうなったか、診察しないといけないから。
必ず、来てね」

先生の優しい言葉と笑顔につられて、つい微笑んで
しまう。

一週間後は、あれから何事もなかったと、口頭で連
絡すれば、それですんでしまうだろう。
そう簡単に考えて、会釈をすると、保健室を後にし
た。
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