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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第7章 睡眠姦 編 2ー1 優奈の憂鬱
優奈の中に蓄積された気持ちよさは、まるで指で
クリトリスを触り、果ててしまう前と同じレベル
まで達していた。

ああっ だめだめ! おかしく なっちゃうっ

蕾の周りをローターがグルグル回り、蕾の先端を
ローターが撫でる。

ああっ ああっ いっ いっちゃう! いやぁ!

左手でギュッと握った左胸。その先端の蕾に、ロ
ーターを押し当て、優奈は仰け反って絶叫した。

あっ! あっ! あっ! あああっ!!・・・



はぁ はぁ はぁ・・・
身体を丸め、胸を抱える様にして横たわり、胸の
刺激で初めてイケた余韻に浸る優奈は、これまで
にない満足感で満たされていた。

はぁ はぁ・直也に・・・イカサレちゃったみた
い・・・いっぱい焦らされて切なかったのに・・
凄く、よかった・・・

オナニー中の妄想の中で、片思い中の友達の彼、
直也にいやらしいことをされて、果てるのがいつ
ものパターンだったが、ローターを使うことで、
自分の手よりも、そのされている感がアップし、
うまく妄想と重なって興奮できたようだ。

「オナニーの質を高めないと・・・」
また保健室の先生の言葉が、頭を過った。

これで良かったのかな・・・
うん、良いんだよね・・・きっと・・・

優奈はしばらく動けず、部屋にはローターの振動
音だけが響いている。

はぁ・・・もっと欲しくなっちゃった・・・

ベッドの上に転がっている、優奈の顔の前でずっ
と振動をしているローターを手に取った。乾いた
唇をペロリと舐める。

じっと見つめながら、これをあそこに当てたらど
うなっちゃうんだろう、そう思って手を下に伸ば
した。

簡単な気持ちでぐっしょりと濡れているショーツ
の恥骨の上に当ててみる。

あっ んっんっんっ! ああん!ああっ・・・

思ってもみなかった強い快感に、身体の中から直
接でてきたような声で喘いでしまう。

あぁ あぁ あぁんっ あぁっ あぁっ・・・

声が止まらない。そしてローターも恥骨から離す
ことができない。  

だめ だめっ あそこに当てたら、おかしくなち
ゃううっ!・・・

やめようとしても、手が動いてくれない。
いや、ゆっくりとクリトリスに向けて滑り出して
いた。

直也!やめてぇ!私、おかしくなっちゃう!

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