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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第10章 禁断 編 1-1
前川の優しい言い方にも、あやなは上半身に緊張した様子を見せる。
表情を見られまいとするように俯いた顔を左側に目一杯捻り、おずおずと腕を胸の前で交差させると、二の腕からレオタードの肩紐を下げて腕から抜いていった。

一旦レオタードを押えながら胸を隠すそぶりはしたが、前川に促されることなく自分から下にずらし始める。
4,50cm先にある前川の視線に、あやなは胸の膨らみを静かに晒した。

薄暗くなった体育館の中で、あやなの白い肌はまるで淡く発光しているようだった。
ほんの少し前かがみになり、腕を振るわせながら胸を隠したい動きを我慢しているのが分かる。
Bカップ位の膨らみも微かに震え、その中心には少しだけ濃い肌色の乳首が、まるで白い膨らみの上に浮かんでいるように、前川には見えていた。

「綺麗だよ、あやな」
偽りでは無い優しい言い方に、コーチ・・・と小さな呟きが返ってくる。
あやなの背後に移動した前川は抱きしめた後、両脇の下から差し込んだ手で、優しく膨らみを包み、揉み始める。

「あっ ううん・・・」

包まれた膨らみが手の中でゆっくりと何度も形を変え、その度身体の中を走る甘い痺れが、あやなの気持を唇から溢れさせた。

「ん・・・あっ んっ んっ ん、ああっ・・・」

気持、いいです・・・コーチ・・・もっと、もっとギュッってして・・・

高等部1年の時、前川に告白をして断られた後も、あやなはずっと気持ちは変わらずにいた。
これまでに先輩や同級生と付合っても、自然消滅の様な形で終わってしまったのはその為だった。
オナニーでさえ思い浮かべる相手はいつも前川で、逞しい腕で抱きしめられ、大きな手で強く胸を揉まれることを想像して興奮していた。
今日の休日練習でのこんな状況も、何度も妄想していたシチュエーションの内の1つだった。


自分の身体に背中を預けて胸の愛撫を受け入れながら、甘い声を漏らし始めたあやな。
2年前の告白を断ったこの少女に、前川はのめり込んでしまいそうなほど、新鮮な興奮を感じていた。

巨乳を後ろから揉みしだくのがあれほど好きだったのに・・・
敏感で小ぶりな胸も・・・なかなか興奮するな・・・
もっと強く揉んだら・・・痛がるのか?・・・

一瞬躊躇したが、あやなの甘い喘ぎ声に押されて、手の中に握る様にギュッギュッと左右同時に揉み込んだ。
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