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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第12章 イチャラブ 編 1-1
右胸が彼の左手に優しく包まれた。この後は膨らみの形を確かめる様に撫でまわされる・・・。
そんな自分の好きな触られ方を期待して胸が疼いた。
しかし、彼の手はいきなりギュッギュッと強く揉み始め、お尻とその割れ目への触り方も更に大胆にいやらしく変わっていく。
右手の指先が少しずつ奥へ奥へと食い込んでくる。
今までになく強引に求めてくる彼の動きと、こんなところでと言う思いが重なって、梨乃の気持ちも更に昂まっていく。

右手の指先で無防備なお尻側からスカート越しに秘部を撫でられて、気持ちいいことを艶っぽい声で琢磨に教えてしまう。
何度も撫でられている内に、どうしようもなく身体が熱くなってくる。
脚がだるくて立っているのが嫌になり、こんな場所でなかったら座り込んでしまいそうだった。

不意に琢磨に耳元で囁かれる。
「明日は2人きりで過ごそう・・・もう、我慢できない・・・」
いつもとは違う低くて落ち着いた言い方にドキリとさせられる。耳からの刺激が腰まで響いてムズムズする感触に腰をくねらせたくなる。
胸も秘部も同時に刺激され感じさせられていて、返事をする余裕はない。何も言わずに黙って抱き着いた。

これで・・・分かって・・・

彼はどう思ったのか、お触りは止まり、抱き締め返しながら髪を撫でてくれる。

好き・・・

梨乃が、心でそう呟いた時だった。

「きゃーーーー!!いやっ!!」
「おぉっ!!ビックリした!」
まだ離れてはいても、聞きなれた2人の驚いた声に琢磨と梨乃も同時に身体をビクッとさせて反応した。

2番目に出発したのは心愛と京一で、この井戸の場所に近づいているようだ。
彼女の悲鳴がまた聞こえた。

2人で顔を見合わせて笑いあう。見つめ合ったまま唇を近づけて軽くキスをすると、琢磨が言った。
「いくぞ。邪魔をしちゃ悪いからな」
「うん」
梨乃が琢磨を見つめたまま頷いた。
手を繋いだ2人はそそくさとその場を離れる。
歩きにくそうな彼とフワフワした足取りの彼女は、井戸から先の暗闇の中に消えて行った。

暫くすると、怖々とした足取りの京一と、その後ろにくっつくようにして歩いている心愛が、井戸の近くまでやって来た。
彼の背中のシャツをギュッと掴み、上半身をくっつけている心愛は、周りを見ないようにしているのか、顔さえも背中に埋めんばかりに近づけていた。
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