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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第12章 イチャラブ 編 1-1
「あの、心愛」
「な、何?・・・」
周りを警戒し、緊張していることが分かる返事をした彼女に京一は言った。

「すっごく歩きにくいんだけど」
「だって、怖いんだもん・・・」
「それは分かるけど、歩きにくいんだよ。俺の横に来れば?」
「いや!前からお化けが来たらどうするの!絶対いや!」
「でも、そこにいたら後ろから来た時、どうするの?」
「いやぁ!!」

京一の意地悪な言葉に声をあげ、素早く彼の前に回り込んだ。今度はシャツの胸にしがみ付き身体を寄せる。
思わぬ展開に京一は心の中でガッツポーズをした。
「変な事、言わないでよ!」
怯えている心愛の背中を優しく抱きしめると、そのまま自分の身体に密着させてしまう。
されるがままの心愛の胸の感触が、京一の胸に伝わってくる。

昨日、別荘でノーブラのままワンピースを着ていた心愛。その胸を揉んでしまったことをハッキリと思い出す。
大きく張りがあって、でも柔らかい。プリンとした魅力的な膨らみがまた、手の届くところにあった。
もっと感じたくて彼女の身体をギュッと抱きしめる。
あっ・・・とだけ言ったきり素直に身体を預けてくれている彼女が愛おしかった。

・・・京一・・・これって・・・
彼が怖がっている自分を慰めるために抱きしめているのではない。そのことに気が付くのに時間はかからなかった。
そして、一旦意識してしまうと、昨日彼にファーストキスをしてもらえたこと、それだけでなく胸まで触られて、それが気持ち良かったことを思い出してしまう。
それもノーブラの胸をワンピース越しに・・・胸の先端まで摘ままれて・・・
思い出すだけで体温が上がる気がした。ちょっぴり胸の膨らみを優しく触って欲しくなる。

しかし、少しだけ恐怖心を忘れていた心愛は、すぐに現実に引き戻された。
軽い口調で彼が言った。
「あそこの井戸を覗いてみようか?」
「井戸?・・・」
振り向けば更に暗くなっている道の端に確かに、時代劇で見たような小さな屋根がついている、古びた井戸があった。
見た瞬間に、何かがいる・・・何の根拠もなかったが、そう感じた心愛は即座に拒否をした。

「絶対にいや!このまま行こうよ!ねえ、お願い!」
「えっ?でも、こう書いてあるよ・・・」心愛の必死のお願いを京一は気にもせず、看板の文字を読み上げる。
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