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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第13章 地下アイドルの秘密 編 1-1
マネジャーの低い声が事務所に響いた。
「水着でのライブは今回限りだ」
皆から笑顔が消えた。
「どうしてですか?恥ずかしかったけど・・・私達まだまだ水着ライブを続けたいです」
私の言葉にメンバーが頷いてくれる。
「夏妃・・・分かってくれ。大人の事情ってヤツだ。次回からはいつもの衣装でやってもらう」
有無を言わせない圧力で話したマネージャーに、私達は従うしかなかった。
「露出ばかりが話題になると、このライブハウスも借りにくくなるからな。
それに、1曲だけ撮影OKの事も、思ったよりもネットでの反響があってな・・・ 」
苦虫をつぶしたような顔でマネージャーが見せてくれたサイトには、Hな写真がたくさんアップされていた。
その中に、ステージで歌い、踊っている私達の写真もあった。
メンバー全員分のパンチラや胸チラがしっかりと映っている。
ターンをしてミニスカートが捲れ上がり、パンティがバックもフロントもしっかりと映っている自分の恥ずかしい写真を見て、私は頬が熱くなってきた。
覚悟はしていたとはいえ、こうして現実にアップされているのを見ると辛くなってしまう。
ただ、ステージ上の照明の関係で顔ははっきり映っていないのが救いだった。

「この記事を見てライブを見に来てくれた、そんな客が多かったと思う。しかも今回は水着だってことで、ポロリのハプニングを期待している、そんなコメントも多くあったんだ」
愛美が溜息の後、クスリと笑った。
彼女の撮られた写真は、他のメンバーより胸の膨らみを狙ったものが多かったからだ。
「私、期待されてたのかな・・・ 」
ポツリと言った一言に全員が笑った。

「とにかく、これ以上のこうした盛り上がりはまずい。これから別のステージで活動してもらうからな」
メンバー全員の目が輝いた。
「別のステージって、他の場所でやるんですか?」
心瑠の素直な疑問にマネージャーは苦笑いをした。
「いや、場所が別ってことじゃなく、こうしたライブハウスで活動しているアイドルが参加するコンテストに参加してもらうってことだ」
私はその言葉に耳を疑った。
そのコンテスト自体は知っていたけれど、まだ私達が参加できるレベルだとは思っていなかったからだった。
他のメンバーもピンとこない様だった。
「俺が担当しているグループで、最初に目標を達成したところに参加してもらおうと思っていたんだよ」
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