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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第13章 地下アイドルの秘密 編 1-1
「そうか・・・そちらの方も手助けしてあげることは出来るから、その時は言ってきなさい。いいね、コンテストの結果いかんにかかわらず、だ」

思ってもいなかった言葉だった。コンテストに優勝するための、今だけのこんな関係だと思っていたのに。
もちろん決勝に進めるか分からない。進んでも、こんなことをしているからって100%優勝出来る保証はない。
それでも、やれることはやってみる。
そんな気持ちでいたのに、想像していなかった言葉を聞くことが出来て、私は審査委員長の胸に顔をつけた。そしてグリグリと額を押し付ける。

背中に回されていた手でグッと抱き寄せられた。それに合わせて顔を上げてニッコリと微笑む。涙のオプションを付けて。
「ありがとうございます。そんなことがお願いできるように・・・がんばります・・・」
そう言ってから目を閉じれば、すぐに唇に触れてくる。貪る様な激しさは無かった。

私からの反応を待っている、そう思い軽いキスを何回もしてあげる。
抱き締められている手に力が入ってきて、同時にお腹の辺りにはグングンと硬くなっていくモノが突き刺さる様にして、存在を主張し始めた。
キスの合間に吐息が漏れる様になってきた私の左手に、それを握らせる。
顔が熱い。
ユルユルと握ったり撫でたりを繰り返しながら、私は唇を審査委員長の身体に這わせていく。
首筋から胸へ、小さな乳首を小刻みに吸ったり舌先で弾く。すぐに硬くなっていくのが可愛い。
握った手を離さず刺激をしながら、身体を下にずらしていく。
開かれた太腿の間に入ると、しっかりとした硬さと大きさを取り戻したモノが直立している。照れ笑いをしながら、審査委員長を見つめると、目が合った。小さく笑いあう。

髪をかき上げて口元が良く見えるようにしてから、先端に軽くキスをしてあげる。
括れた部分から上の張りつめている所は、唇を付けるとプ二プ二としていて気持ちが良かった。
何回もキスをする私を見て、かわいいな、と呟きが聞こえてくる。
唾液で湿らした舌で、それを塗り付ける様に舐めまわしてから唇の中に咥え込むと、ビクッと反応した。
唇をカリに沿わして締め付けながら舌で舐めてあげれば、呻き声が聞こえてくる。

全部マネージャーから教わったことだった。
それを私は懸命に実行した。今までの事も含めて、これがファータフィオーレと自分の為になると思って。
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