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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第13章 地下アイドルの秘密 編 1-1
「まだそのまま立っているんだ。良い反応をするじゃないか。少しは経験はしているみたいだな」
耳から手が離れても、その余韻が消えない。ムズムズする感覚が腰に残っている。
こんなに感じてしまうなんて・・・恥ずかしい・・・

戸惑っている内に、指先は頬から首筋に下りていく。
ピクッと、私が反応しているのを楽しむようにゆっくり下りていった指が、今度は鎖骨辺りから上がっていく。
息をすることも出来ずに徐々に顎を上げてしまった私。無防備な唇に尾崎さんは優しく触れてきた。
強くもなく弱くもない力加減で、上唇と下唇が交互に挟まれ、吸われ、舐められる。
「んっんっ・・・」
大人の優しいキスと強めに腰と肩を抱かれてそのギャップに、蕩けそう、そんな言葉が頭に浮かんだ。
頭がボウッとしてくる。全身から力が抜けていく。尾崎さんの身体に掴まる様にして自分を支えないと立っていられない。

私も唇を動かせば、合わせて唇で応えてくれる。お互いに唇を吸い合えばゾクゾクする刺激が首筋から全身に回っていく。
舌で唇を舐められ、それをマネをした私の舌に尾崎さんの舌が触れると、キュンと下腹部が疼いてしまう。
私、もう濡れてる・・・
ハッキリと分かった。

更に背中と腰に回された手に力が入るとそれが合図だったように、私の唇と舌は尾崎さんに貪られる様にして犯されていった。
反応など何もできずに、ただ受け止めるだけだった。
舌を吸われて唇から引き出され、目一杯伸ばされる。味わうように唇で挟まれて、甘噛みもされる。
舌が解放されると、尾崎さんは口の中に唾液を送り込んできた。
拒むことができなくて飲み干さないと息が苦しい。
いやらしい音をさせながら、長いキスが続いた。

中学3年で初体験をしてそのあと数回セックスをしたけど、こんなことをされたのも、こんな感じ方をしたのも初めてだった。
キスをして胸を触られて、次はスカートの中に手が入ってくる。
いつもそんな風に決まった流れと、触られ方。その時の相手は凄く興奮していたみたいでも、私はそれほど気持ち良く無かった。
でもそれが普通だと思っていて、だからオナニーの気持ちよさに比べたら、セックスはつまらないものだと感じていた。
私の家庭の事情で会う回数が減っていき自然消滅の様な形で終わったけど、アイドルになる事に夢中になり始めていた私は、それに集中できて良かった、とさえ思っていた。
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