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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第13章 地下アイドルの秘密 編 1-1
「いや、見続けるんじゃなく味わっていきたい、が正しいのかな」
そう言って尾崎さんは私の腰に手を伸ばしてきた。
左右からがっしりと捕まえられて逃げられなくなった私を、下からトントントンと
小刻みに突き始めた。
それまでの、当たっている、から食い込んで来るような突きに、私は悲鳴の様な声
を上げてしまう。
気持ちよさを超えて怖いくらいに感じさせられて、私は尾崎さんの手をギュッと握
りながらお願いした。
「いやぁ!やだっやだぁっ ああっ やめっ、てぇ、いやっ ああっ・・・」
次第に大きく激しくなる突き上げに、身体が上下に揺らされる。
ジュッ、ボッ、ジュッと聞いたことのない水の音と私の声だけが部屋に響く。
「ああっあっあっあっあっああっああっ・・・」
無理矢理突かれているのか、抜けない様に私が締めているのか分からなくなる。
繋がれた体が、元々は1つだったような気がするくらい、尾崎さんと私は溶け合っ
て1つになっている気がしてしまう。
もう・・・もう、だめっ・・・変になっちゃう・・・
溶けて無くなってしまうのが怖くて、夢中で首を振ってお願いした。
「だめっだめっだめっ、変に、変になっちゃうっ!だめぇぇっ!」
更に激しく乱暴に突かれて、私は無理矢理白い世界に飛ばされた。

名前を呼ばれていることに気が付いて目を開けると、尾崎さんが寄り添うように横
に寝ていた。髪を優しく撫でている。
騎乗位でイッテしまったのは覚えていても、そこから時間が経っているのかいない
のか、何もわからなかった。
全裸で汗まみれのまま、ベッドで横になっている。
「軽く失神していた、って感じだな。16歳の子が、変になっちゃう、なんて言
いながらイクところが見られるとは思ってなかったよ」
恥ずかしくて、私は照れ笑いを浮かべるしかなかった。
尾崎さんは、ふ~ん・・・と1人で頷いた後、いきなり軽くキスをしてきた。
「こんなことをしてまで優勝したいのは・・・CDデビューができるから、かな」
「・・・はい。優勝、したいです・・・」
はっきりと言った私を、一瞬目を見開いて見つめた。その後はまたキスをしてくる。
「1番にならないと優勝できない、と言うわけじゃない。・・・でもそれなりの実
力はないと、どうしようもできないけど・・・」
尾崎さんは左胸の乳首を悪戯しながら、真面目な表情で話す。
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