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第13章 地下アイドルの秘密　編　１－１

からかう様な言い方をされても、ただ首を左右に振ることしか出来ない。
乳首を何十回と弾かれて喘ぎ続けた後は、オイルを塗り込むように指先で捏ねられ
、摘ままれて悪戯される。
上に伸ばされたり指の腹でクルクルと回されたりして、私は佐伯さんの手首をギュ
ッと掴みながら更に声をあげた。

水着のブラの中に手を入れられている状況も私の気持ちをＨにさせていた。
この後はきっと・・・
そう思うと、ギュッと太腿を閉じしまう。
もっと、もっと・・・感じてしまう・・・
今まで経験したことがない程に昂められた気持ちから、更に昂められる。
どうなってしまうのか。経験したい気持ちと怖気ずく気持が混ざって、不思議な気
分だった。

胸全体を愛撫され万遍なくオイルを塗られてしまって、はぁはぁと喘いでいる私に
佐伯さんは言った。
「実際の撮影はここまではしないけど、女性スタッフの手でマッサージされるから
それは覚悟しておくように」
私のＤＶＤ！・・・作ってもらえる！・・・
「それって・・・はい、お願いします」
こんなタイミングで話されても、もちろんうれしかった。グラドルとしても仕事を
していくことに繋がっていくから。
「あの・・・グループの方は？・・・」
恐る恐る聞いた私に、佐伯さんはあのオイルのボトルを手に取ってニヤッと笑った
「それは今からの愛美ちゃん次第かな？」
「えっ？」
佐伯さんは私のお腹に向かってオイルを垂らし始めた。おへそを中心に円を描く様
に垂らしていく。それだけでもお腹をビクビクとさせてしまう。
「いい眺めだ」
そう言った佐伯さんは、垂れるオイルを徐々に下腹部に移動させていく。
恥骨の上を刺激する様に、そしてタップリと垂らした後に太腿にも同じように垂ら
していく。
「うぅっ・・・」
声が出てしまった。可愛いねぇ、と佐伯さんが楽しそうに言う。
太腿から膝、脛だけでなく、足首やつま先まで全てにオイルを垂らされてしまう。
佐伯さんは足元に移動すると、急に足裏からマッサージを始めた。
そこがツボなのかは分からないけれど、慣れた手つきで足裏から指の間、そして足
首や脛を触られると純粋にいい気分になってしまう。
気持ちいい・・・佐伯さん、上手なんだ・・・
ただ、その手が太腿を膝上から付け根に向かって撫でる様に動き出すと、私はまた
声をあげてしまった。