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第13章 地下アイドルの秘密　編　１－１

開かれていた膝が頭の方へグッと押し上げられる。下腹部を見せつける様に腰が上向きになりすぐさま遠藤さんは太腿の中心に唇を押し当ててきた。
「あん！あっあっあっあっああっ・・・はぁはぁっ　だめっ・・・」
身体は次の刺激を求めて疼いている。後から後から愛液が漏れ出て来て止まらないイメージが脳裡に浮かび、それが更に私を興奮させた。
「気持ちいいだろ・・・」
ペロペロと太腿の付け根を舐められながら呟かれる。大陰唇を包んでいるレオタードの際を舌先で刺激され続け、そこからニュルッと舌先が侵入した。
「気持ちいいだろ・・・」
言葉が耳からではなく脳に直接響いている気がした。意識しなくても言葉を出してしまう。
「・・・あっあっ、いい・・・いいの・・・ああっいいのっ・・・」
「ほら、レオタードから大陰唇がはみ出してきた・・・」
舌だけを使ってレオタードがクレバスに食い込ませられる。その左右に大陰唇がはみ出てしまったようだった。
ペロペロと素早く舐められ、チュルチュルと唇で挟まれながら吸われて、意識が半分白くなる程仰け反って感じてしまう。
「いい、いい・・・ああっああ・・・うっうんんっ・・・」
聞かれなくても自分から気持ち良さを伝えてしまう。
こんな・・・いやらしいこと、恥ずかしいのに・・・感じちゃう・・・
もっと・・・もっと恥ずかしいこと・・・して・・・

頭に浮かんだ言葉を自分でも信じられなかった。
でも・・・身体は、そう・・・そう思ってる・・・
「もっと・・・もっと、いやっ・・・だめっ・・・」
私の言葉を聞いた遠藤さんが顔を上げた。
薄目を開けて私が見た遠藤さんの口の周りはテカテカと濡れて光っていた。
ただ黙って私を見ている。

「きゃっ！」
急に私の身体は持ち上げられて無理矢理その場に立たされてしまった。
脚や腰に力が入らない。スタジオの床はシットリと濡れて光っている。
そこに私はフラフラとしながらなんとか耐えて立っていた。
遠藤さんは、私の手を自由にすると少し離れて言った。
「自分でレオタードを脱ぐんだ」
「えっ？・・・そんな・・・」
考えたこともない突然の言葉に、私は狼狽えてしまった。
レオタードの上半身は腰まで捲られて胸が露出し、下腹部にはレオタードが食い込んで
大陰唇がはみ出ている。
それを手で曖昧に隠しながら、私は言われた言葉を繰り返していた。