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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第14章 禁断 編 2-1
感じている声と湿度の高い息を吐きだし、快感に押し流されながら高みを目
指して上り詰めていく。
小さな声でイッチャう、を繰り返してから弾け飛び、下半身をガクガク揺ら
しながら余韻に浸り始めた。
キュンキュンと中を締めているようで、ジュンと溢れ出てくる愛液を飲み干
したくなってしまう。
「ああっあっああっ、あっ!んんっ・・・」
すぐに音を立てて吸い込みながら、敏感なままの尖りを刺激して声を上げさ
せた。このままイカセ続けても面白いが、時間も気にしなければいけない。
今回だけで今後の事を全て分からせるのは諦め、まずは一度きりの関係で終
わる訳では無い事を分かってもらうことにした。

「さあ、2人でしっかりとした信頼関係を築こうか」
「あっ・・・待ってコーチ、コーチ・・・」
ぐったりした身体の雅を抱きかかるようにして、無理矢理立たせた。自分1
人では立っていられず私にしがみ付くしかない。
左手だけで身体を支えながら、右手で括れたウェストをくすぐる様に刺激す
る。下半身をピクピクと反応させる動きが、私の股間を擦ってきて気持ちい
い。弱弱しく喘ぐ声を心地よく聞きながら、ミニスカートの中に手を入れ、
Tバックのお尻を撫でまわす。雅の愛液と汗で湿っている肌は、まるで手に
吸い付いてくるようだ。上向きの形とプリンとした弾力が魅力的で、いつま
でも触っていられそうだった。
「あっあっ・・・待って、コーチ・・・あっんんっんんっ・・・」
お尻の左右の膨らみを揉み続け、さらにお尻の割れ目にも指を滑らせる。
待って待って、と言いながら派手な抵抗はしてこない。時折唇から漏れるコ
ーチ、の言葉が甘えたようなエロい響きで聞こえる。
仰け反って喘いでいる無防備な唇を目の前にして、キスをしないではいられ
なくなる。
「んっ!んんっ!・・・うっんっ・・・」
一瞬力が入った唇もすぐに柔らかくなり、私の唇に合わせる様に開き、挟み
、吸い付いてきた。それに合わせて両手が首筋に巻き付いて来る。
それは、全身がゾクゾクしてくる程の瞬間だった。
私は貪る様に雅の唇を吸い、舐めまわす。薄い舌を強引に吸出し、しゃぶり
付く。美味しい。ずっと絡めていたい。
「んうっ、んんっ・・・んんっ・・・」
雅の呻き声とピチャピチャ、チュッチュッといやらしい音を響かせて、十分
以上キスをし続けた。
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