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第14章 禁断　編　２－１

そこまで深く入れられたことは無かったのだろう。声にならない呻き声をあ
げ、顔を少しでも上げて苦しさから逃れようと抵抗してきた。その動きが返
って俺のモノを刺激してくる。雅の前歯が裏筋にコリコリと当たってきて、
それは唇や舌の甘い刺激と違い、感じる所をピンポイントで責め,刺激は腰に
ビンビンと響いてくる。切羽詰まった余裕のない呻き声が、耳からも俺の腰
を刺激する。
「ぷっはぁっ！っげふぉっごふぉっ、はぁっはぁっはぁっ・・・」
俺のモノをようやく口の奥から出すことが出来ると、背中を震わせて荒い息
を吐き出していた。
それまでに、雅は何度もえづき、咽続けている。綺麗な顔もきっと涙と涎で
汚れているはずだった。
グッタリと俺の下腹部に頬を付けて休んでいたが、そろそろと身体を起こす
とまたフェラをし始めた。とにかく俺をイカせようとする最初の頃のような
力強さは消えて、好きな人にはそうしているんだろうな、と思える仕草に、
少し柔らかくなっていたモノがたちまち硬度を増していく。
先端から根元まで万遍なく優しくキスをしていく。時折愛おしそうに頬を摺
り寄せ、またキスをする。
焦らされている様な、それでいて満たされている様な不思議な気持ちだった
。このまま最後まで任せてしまいたくなる、イケる気がしてくる。
チュッチュッと可愛くＨな音と共に、悪戯する様に舌先が刺激してきた。
チロチロと細かく動くと、気持ち良くもあり、くすぐったさもある。
たっぷりと濡れた舌で先端を３６０度舐めまわされ続けて、俺が小さな声で
呻くと雅がクスッと笑った。
目の前のクレバスも潤いを取り戻していた。ヘアーを綺麗に処理してツルツ
ルになっている秘部がテカテカと光ってきて、本当にきれいだった。
舐め回し、吸い付き、舌で嬲りたい衝動を抑えようと思った。
この雰囲気のフェラをもっと味わっていたい・・・
そんな気持ちが大きくなっていた。
指先でそっとお尻や鼠蹊部、大陰唇の腋をなでる。ピクピクと下半身を反応
させながら、雅が呟いた。
「・・・だめぇ。・・・コーチって・・・すごくＨなんだから・・・」
その言葉に俺のモノがビクッと震えて反応した。
キャッと、笑いを含んだ可愛い声が聞こえた。