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第15章 バイト(マッサージ)編　１－１

凄く敏感だな。それに肌がツルツルで触るだけでも気持ちいい・・・

うなじから肩、背中へと塗り広げた後、更に脇から身体の両サイドを腰に向
かってオイルを塗っていく。何度も手を動かすと耐え切れずに息を吐き始め
た。
「はぁ・・・はぁ・・・あっ・・・んっ・・・」
脇を撫でる時には胸の膨らみの麓にも指先を当てていく。うつ伏せになって
ブラからはみ出して膨らんでいる胸。弾力があり、そのまま手のひら全体で
揉みたくなってくる。我慢するのが大変だ。
ここまででもフル勃起に近いくらいの状態になってしまった。この先どうな
るのか・・・楽しみでしょうがない。

「蒸しタオルを乗せて、オイルを良く浸透させます。その間に耳のマッサー
ジをさせていただきます」
「んっんん・・・はぁ、先生の代わりだけあって上手。でも、耳のマッサー
ジってコースにあったっけ？」
軽く呼吸を整えた彼女は、顔の向きを左に変えるとそのまま横目で見上げて
きた。横顔もすっきりしていて綺麗だ。潤んだ瞳の流し目が少しトロンとし
始めていた。
セクシーって・・・こうゆうことだよな・・・やばい・・・

目が合った時間は少しでも、自分の顔が赤くなっているが分かる。心臓の音
が高鳴る。慌てて目を逸らし、平静を装って話した。
「川崎様にはいつもご利用頂いておりますから、サービスさせて頂きます」
口の中が渇いて余計に掠れた声になってしまう。
川崎美奈の口元が魅力的に緩んだ。
「そう？・・・ありがとう、うれしいな。ところで、喉は大丈夫？包帯が痛
々しいけど・・・」
「はい、大丈夫です。はっきりした声で話せなくてすみません・・・」
「ううん、平気よ。私が話しかけないほうがいい？」
「お気になさらないでください。リラックスしていただくことが一番ですか
ら」
「ありがと。お願いね」
ワザと小さくか細い声で話すのも慣れてきていた。それを少し高めに発声す
れば、女の子らしくなる。

目を閉じた彼女。形の良い唇の間からチロッと出てきた舌が、渇きを潤す為
に動き、湿らせている。
色気のある仕草。同学年の女子高生にはない仕草に、生唾を飲み込んでしま
った。
エロいよ・・・川崎美奈・・・

左耳をタオルで温めてから指と専用の器具で刺激を与えていく。想像してい
た通りに感じ始める。ギュッと目を閉じ肩をすくめて声を漏らさないように
している仕草が可愛い。