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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第16章 ストーカー(僕の彼女)編 1-1
「実は・・・デートに誘われちゃった!」
照れた瑠奈の言葉に、キャーと3人で騒ぎ、そしてハイタッチで盛り上
がる。友達二人のスカートも短いから、ハイタッチの時に四つん這いに
なると、お尻側のパンティは丸見えだった。股間には程良く食い込んで
いて、プックリとした秘部が魅力的だ。僕の股間も盛り上がってしまう。
しかし、瑠奈がデートに誘われたと聞いて、心は重くなっている。
写真部の部長とは、登校時に並んで歩いていた、あの男のことだろう。
確かにイケメンだったけど・・・
「お似合いだよね!」と友達に言われて嬉しそうな瑠奈。
何処に行くの?とか、服は何を着ていくか、などの話で更に盛り上がる。
彼女の無邪気で嬉しそうな顔を見ていると、これも良い思い出になれば、
まあいいのかな。そんな気にもなってきた。いや、そう考えよう、と思
った時だった。
最初のデートでもキスはOK?の友達の質問にYES、と即答して親指
を立てた彼女を見て、僕の心に少しだけピシッとひびが入った気がした。

友達にも秘密にしているメイド喫茶のバイト先で起こった、常連客が逮
捕された事件。もちろん悪いのは、薬を使って女の子達を眠らせてから
乱暴し、その動画を使って脅していた男達だ。でもその男達の動画の中
から瑠奈が恥ずかしいことをされていた動画を削除し、彼女に警察の目
が向かないようにしてから、彼らが逮捕されるように仕向けたのは僕な
のだ。そのことで暫くは落ち込んだ表情を時々見せていた瑠奈が、最近
になって以前の明るさを取り戻しているのを見て、本当に嬉しかった。
こんな僕でも、彼女の役に立てたのだ。自分を褒めたい、そう思ってい
た。

そうか、もっと積極的にいかなくちゃな・・・
僕はベンチから立ち上がった。
今までの僕には考えられないくらい、瑠奈には優しく接して来た積りだ
った。僕から離れて他の男を選んでいった過去の女の子達。その繰り返
しにならないように、そう思って控えめに行動してきた。
でも、瑠奈も他の男に気を取られ始めている。
「ねっ?勝負下着で行くの?」
「それならTバックでしょ!」
冷やかす友達に一度は頷きながら、しかし照れた様子ですぐに首を振る。
「もう止めてよ~」
3人の笑い声を聞きながら、僕は例の扉がある部屋へ向かう。
瑠奈との仲は、じっくりと時間をかけて進展させようと思っていた。
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