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第16章 ストーカー（僕の彼女）編　１－１

そう言えば、あの医大生達に撮影されてしまった動画も内容的には同じ
ようなものだった。常連のお客さん、しかも自分を良く指名してくれて
お金も使ってくれる。その立場を利用した２人に同伴時や接客時に身体
を触られてしまう。そしてさりげなくメイド服のスカートを捲られて、
その日はＴバックだったので丸見えのお尻を晒してしまう。それに興奮
したのか、お触りはエスカレートしていった。２人の間に座らされると
身動きできないのをいいことに、服の上から胸を揉まれ、ミニスカート
は捲り上げられる。撮影しているのを見せつけるようにして、Ｔバック
のフロントを舐めるようにレンズが這って行った。
普段自分が見て興奮している動画の様なことをされて、瑠奈は正直どん
な気持ちだっただろう。常連客を逃がしたくなかっただろうし、お店の
中で大げさに抵抗できなかったこともあるのだろう。徐々に過激になっ
てくる責めに身体は反応していき、無理やりでもキスをされ始めると、
身体の力は抜けたようになり、されるがままになっていた。
きっとどこかで気持ちよさも感じていたんだろうな・・・
そんな瑠奈の性癖も分かり始めてくると、いよいよこの部屋の警備体制
も整った今、これからが楽しみになってくる。
彼女のパソコンから僕の痕跡を綺麗に消去した。

予定では後２時間もすれば、彼女は帰ってくる。
今日瑠奈が帰宅したその時から、僕との新しい生活が始まるのだ。
楽しみにしていてよ・・・瑠奈・・・