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第4章 『初めてのｴｽﾃ』

「それじゃ、はじめましょうか。」

施術室。

あたしは、ゆきさんの指示通りに、ベッドにうつ伏せになっていた。

腰から下にはタオルが掛けられてる


ﾄﾛ ﾄﾛ ﾄﾛ、、


背中にオイルがかけられる。
人肌に温められているのか、熱くも冷たくもなかった。

ｽｯ ｽｯ

ゆきさんが、馴れた手つきで塗りのばしていく。

「やっぱり、若いと肌の滑らかさが違うわね。　あたしも、嬉しくなって来るわ。」


いえ、いえ、　あたしもです。


ゆきさんの手がﾘｽﾞﾐｶﾙに背中を往復していく。