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秘蜜〜蘭子の物語〜
第1章 秘蜜
友達が話している漫画よりも、テレビで流れるアイドル歌手よりも、蘭子は気持ちのいいことが気になって仕方がなかった。

己の殻に閉じこもる蘭子に段々と友達も離れていき、小学生になってからも頭はそればかりで勉強に身は入らない。いかに気持ちよくなれるか、それだけだった。

自転車でガタガタ道を走ると少し気持ちいいことが分かった。鉛筆でそこを撫でると指と違った感覚があり、それも気持ちがよかった。

他の子はこの気持ちいいことに気が付いていないんだろうか?蘭子はそれが疑問だったが聞くことはできなかった。

おしっこの出るところを触るなんて汚らしい。そう言われる気がしたし、いけないことなのがなんとなく分かっていたからだ。

誰にも内緒のエクスタシーは毎晩続いた。

そして蘭子が己の行為の意味を知ったのは、小学校も後半になったころだった。
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