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裸の傑作
第3章 初めての裸体
しの子は小さな隣の部屋で服を脱ぎ、龍次郎の用意したバスローブを羽織った。


彼女はとてもどきどきしていた。


今日、もしかしたら本当に処女を失うかもしれない。


今日こそ、龍次郎は勃起したペニスで、私を貫くかもしれない。


「準備できました」


しの子は勇気を出して龍次郎の元へ行った。


「それじゃあ、バスローブを脱いでそこに置いてください」


紐をほどく手がもつれる。顔が赤くなる。喉が干上がる。


しの子は身にまとっていた衣を引き剥がし、素っ裸で龍次郎の前に立った。


耳まで赤くなるほど恥ずかしかったけれど、無様に手で隠しはしなかった。


わざと少し挑発的に、龍次郎の目を見る。
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