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第2章 ニーナとセバスチャン

セバスチャンもニーナも１０才のときの話しです。

見習い巫女のニーナは、全く魔法が使えず、焦っていました。
同じ年のイトコのカトレーヌは、もう５つも魔法を覚えたっていう話しです。

家の庭先で、ニーナは魔法の練習をしています。

「精霊たちよ、この枯れ草を元気にしたまえ。　ハナサカハナサカクサキニイノチカレタクサグサフタタビキレイニピンピンシテネエイチビイワンオウワンビビッド！」

ニーナは呪文を唱えてから、右手の人差し指で、庭で萎れている雑草に触れました。

でも、何も起きません。

また失敗･･･ニーナはため息をつきました。


「ニーナちゃん、元気を出して頑張りなよ」
ニーナの練習を見ていたセバスチャンが言いました。

「だめだよ私･･･ぜんぜん才能ない」
うなだれるニーナ。

ニーナを元気づけようと、セバスチャンは一計を案じました。

セバスチャンは自分のズボンの腰紐を緩め、ズボンをずり下げます。
そしてフンドシを外すと、オチンチンが露わになりました。