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第14章 二人にとって･･

教室に綾先生が来た時、
槙野さんも一緒に来てたのなら･･
･･一緒じゃなくても、
今、私の側に居るんだから、、
事情を聴いてるよね？

マイクとの事だけじゃなく
昨夜の事も知られたら…
非常識で最低な女って軽蔑される。

はぁ。
自分がどう思われるか
心配するなんておかしいよ。

私が仕事を失わないように
安全に暮らせるように
奔走してくださった恩人に、
道徳感の無い行動で
迷惑を掛けてしまうかもしれない事を
心配しなきゃいけないのに･･。

「そんな顔、しないで。
君を責める為に
居るんじゃないんだ。
･･むしろ僕が
責められるべきと言うか･･
さっきまで綾先生に
怒られてたんだけど･･
その、、さ、、
･･ブルコントに
身元を伏せさせたは僕なんだ。。」