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第14章 二人にとって･･

「ぇ？？」

「もちろん悪意は無いよ。。
ほら、君が例のトラブルで
精神的にまいってる時期だったから、
アマンダとのごちゃごちゃを
蒸し返すのは良くないなって、、
ハジメと相談して、、
･･ごめん。。」

「ﾊｼﾞ･･」
【槙野、
到着したって】

ロビン先生の声がして、
私は咄嗟に言葉を飲み込み目を閉じた。

綾先生とあの人の口論は
まだ続いているらしく、
槙野さんはやれやれと呟いて、

【綾先生が
落ち着いてからの方が
良いだろうし、、
しばらく待つように伝えて】

少しだけ早口で指示を出した。

ドアが閉まると、
私の額をツンツン。

見ると複雑な顔。

「ブルコントに止められてるんだけど、
僕は話す方が
良いと思うから言っておくよ。
佐次を慕う女性が居てね、
かなり強烈な人なんだ」