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第14章 二人にとって･･

そんな事までして･･
"お嬢の指示"に従って･･

「助けてくれなくて良い！
どこでどうなったって
私は平気なの！
会いたくなかった！
探して欲しくなかった！
出て行って、
今すぐ出て行って！
大っ嫌い、
アマンダを傷つける人は
大っ嫌い！！」

【ｳﾞｨｵﾚｯﾄ】

「Just!
just･･leave me･･
leave fucking me alone!」
(もう、･･構わないで･･
私に！構わないで！)

やけくそ？
八つ当たり？
もう良く分からない。

忘れていたはずなのに、
幸せだったはずなのに、

胸の苦しさにイライラする。
泣きそうな自分にイライラする。

早く起き上がって
早くどこかへ･･
焦る気持ちに反比例して、
身体の力が抜け
ポムッと枕に沈んだ。