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止められなかった…
第16章 終わらせる為の条件…
密室での行為が終わり、私の後始末が済んだ頃…

“明日、仕事休まないでね~”

と言葉を残し、峻くんは部屋を後にする…

仕事終わりの五分前だった…

私は放心状態で座り込んでいた。

就業の音が聞こえ、条件反射でタイムカードを押しに下へ降り、早々と家路についた…


家に着くと同時にメールが届く。

雪さんから…

『一階は手伝ってくれた人が居たから、ほぼ終わった感じだよ!明日は二階に手伝いに行くからね~!』

……良かった……
……休まなくて済んだ……

メールを読むまで、明日は休もうと心に決めていた私は、仕事へ行こうと思い直した…


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