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第24章 それぞれの感情…

視線に耐えきれず、私は顔を背ける…

その時を待っていたかのように、首筋に唇を押し当ててくる。

ふっと離れ
『…んだよコレ…』
と呟き首筋へ戻ると、ﾋﾟﾘｯと痛みが走った。

１ヶ所では無く何ヶ所も痛みが次々襲う。

私は声を出さずに我慢した…

孝さんが痛みを与えている場所…

峻くんがキスマークを彼方此方に散らしたのを思い出していた…


痛みが止まり、身体から熱が遠ざかっていく…



“ふぅんんっっ!!”


突如、胸先を甘噛みされ声を張り上げる…

私の反応を見て、
『随分イイ反応だな。誰にこうされんだか…』と、甘噛みを繰り返した。

“ンッ…ンッ…ンアッ…”

日々快楽を与え続けられていた身体は、過敏に反応し、内側からは甘美な声と、濃密な液を絞り出させる………