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止められなかった…
第26章 双方の想い…
帰宅した後は、テレビを見ながらたわいもないお喋りをして過ごした。

真夜中を回った頃、どちらともなくベットへ入る。

“ゆなちゃんオヤスミ”

“オヤスミ”

背を向けて横になる私に、腕を絡ませてくる。

…眠れない…

曖昧に毎日を過ごしていた…

自分の気持ちの変化に戸惑いながら…

峻くんは何故ここにいるの?

隣で何を思っているんだろう…

私達これからどうなっていくの?

眠らなければいけないのに、考え事ばかりで一向に睡魔は襲ってこない。

静かな室内…

背後からはいつまでたっても寝息が聞こえては来なかった。

眠れないのは、私だけでは無かったようだ…



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