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distressinglove
第2章 別れ
流石に、私達の喧嘩に好奇な視線が突き刺さる。
美奈子 「わかったから、ここでは無しカフェに行こ……」
地下にあるメジャーなカフェに私たちは、行った。
美奈子「さっきの、話だけど何で女友達を妊娠させたの?
経緯があるなら教えて」
智「あれはただあの女が俺に嘘を……」
奈々 「智……」
女の声が聞こえ、私はふと後ろを振り返った。
智 「な、な、な奈々……何でここに!!」
奈々「駅前の騒ぎ見てたから皆から笑い者にされてたよ」
奈々という女は、クスクスと私達を見て嘲笑っていた。
智 「来るなよ!!話は後で聞く!!」
奈々「何よそれ、あたしはあんたから慰謝料と、中絶費を貰いに来ただけ」
智「な、何だよそれ俺、金ねぇよ」
奈々「また、おっパブ、キャバレー、愛人倶楽部で遊んでたわけ?」
智 「な……」
おっパブ、キャバクラ、愛人倶楽部……
奈々は、一体何を言っているのだろうか
仕事熱心で、不器用な彼がそんな事……
それに、奈々のお腹も少しだけれども
ゆったりとしたワンピースのわかるほどにお腹が膨らんでいる
美奈子 「やっぱり……やっぱりあんたのした事は
全部事実だったのね!!」
考えれば、考えるほど頭がおかしくなる。
一体、この男はこれから結婚すると言うのに
何を考えてそんなことを
智 「な、なんだよ!!きれるなよ!!」
美奈子 「うるさい!!この結婚辞めにします!!
さようなら」
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