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ちょいS部長の羞恥レッスン
第6章 朝から……
 朝食を終え、後片付けも全て完了した後、藤崎が言った。

「じゃあ、寝室に移動しろ」

「えっ?!」

 時刻はやっと9時を少し回ったばかりだ。

 当然ながら戸惑う璃子だったが、藤崎は顔色一つ変えずに言う。

「今から少しやって、今日のところは終わりにしてやる」

「でも……朝のこんな時間から……」

「は? お前、まさか嫌がっているのか?」

「そ、そういうわけではありませんっ!」

 慌てて否定する璃子。

 内心、「こんな明るい時刻に、エッチなことはしたくない」と思う璃子だったが、拒否権はないのだ。

「じゃ、何の問題もないだろうが。さっさと行くぞ」

「あ、あの……シャワーだけでも……浴びさせてはいただけませんか?」

「仕方ない、行ってこい。なるべく早く済ませろよ」

「はい……!」

 璃子はタオルなど必要なものを手に取ると、逃げるように浴室へと向かった。




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