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ちょいS部長の羞恥レッスン
第6章 朝から……
 シャワーの最中も、「これから藤崎に嫌らしいことをされてしまう」ということが頭から離れなかった璃子。

 あまり長々と浴びていては、ますます機嫌を損ねかねないので、璃子は数分でシャワーを止めて、浴室を出る。

 そして、身体を拭いたバスタオルを胴に巻いてから、藤崎の待つ寝室へと重い足取りで向かった。



 寝室のドアをノックしてから中に入ると、既に全裸になった藤崎がベッドの上で待っていた。

 窓からは、カーテン越しに、夏の陽光が差し込んできている。

 午前9時台ということで、電気をつけていないにも関わらず、室内は十分明るい。

 そのため、藤崎の全身がよく見えて、璃子は早くも顔を真っ赤にしていた。

 ベッド脇にはなぜか、大きな姿見が置かれている。

 つい先ほど、璃子が目覚めたときには、その姿見はそんな位置にはなかったので、恐らく藤崎が動かしたのだろう。




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