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女医の診察日誌
第9章 人目を避けて
「流石、ベンツだな、運転し易いよ」
「来月の貴男の誕生日に、これの色違いをプレゼントしちぁお
~かな、セールスが良い人だから、その人に云っとくから、受
け取ってもらえるよね?」
「エッ、何故僕の誕生日知っているの?」
「それはカルテに書いてあるじぁない、九月三十日でしょう?」
「そうか、僕が甘かったね、それにこんなビッグなプレゼント
は貰えないよ、この車は一千万では買えないだろ?」
「そうね、もう少し上かしら」
「そんなのもらえる筈が無いよ、若し貰ったら君の誕生日のお
返しが大変で、お金の面でそんな元気がないよ」
「私にお返しなんて、考えてくれなくていいの、貴男が今のよ
うに優しくしてくれるのが、お返しと思ってくれて良いのよ、
形あるものは何も要らないの、私の貴男に対する今の気持ちを
素直に受け取ってよ、お願い」
「来月の貴男の誕生日に、これの色違いをプレゼントしちぁお
~かな、セールスが良い人だから、その人に云っとくから、受
け取ってもらえるよね?」
「エッ、何故僕の誕生日知っているの?」
「それはカルテに書いてあるじぁない、九月三十日でしょう?」
「そうか、僕が甘かったね、それにこんなビッグなプレゼント
は貰えないよ、この車は一千万では買えないだろ?」
「そうね、もう少し上かしら」
「そんなのもらえる筈が無いよ、若し貰ったら君の誕生日のお
返しが大変で、お金の面でそんな元気がないよ」
「私にお返しなんて、考えてくれなくていいの、貴男が今のよ
うに優しくしてくれるのが、お返しと思ってくれて良いのよ、
形あるものは何も要らないの、私の貴男に対する今の気持ちを
素直に受け取ってよ、お願い」