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女医の診察日誌
第13章 不倫の結末
話を聞いてみると、クリニックの斜め前の、道路を隔てた所
に正方形をした、千坪余りの雑種地が有るのだが、それを買わ
ないかと、勧めに来たのだった。"よし買うよ" と心の中で思っ
ていたが、足元を見られないために、どれくらいで売るのかを
聞くと、”五千万でどうです”、と来たので、”あまり欲しいとは
思いませんが、考えておきます”と返答して、帰した。その夜、
「理恵、診察室の斜め向かいの土地を、買おうか?」
「あそこを何に使う予定なの?」
「あそこに、これからの高齢化社会にに備えて、老健施設を建て
ようと考えているのだけど、君はどう思う?」
「貴男は、発想が良いのね、そんなの思いつかなかったわ、でも、
そうなると、医師も、看護師も、介護士も、大勢いるわよ、そこ
まで大きくするの?、私は貴男のすることに、口出しはしないけど、
私には荷が重過ぎるような、気がするけど」
「そうなれば、会社の方は誰かに任せて、僕が陣頭に立って運営・
管理をするよ」
に正方形をした、千坪余りの雑種地が有るのだが、それを買わ
ないかと、勧めに来たのだった。"よし買うよ" と心の中で思っ
ていたが、足元を見られないために、どれくらいで売るのかを
聞くと、”五千万でどうです”、と来たので、”あまり欲しいとは
思いませんが、考えておきます”と返答して、帰した。その夜、
「理恵、診察室の斜め向かいの土地を、買おうか?」
「あそこを何に使う予定なの?」
「あそこに、これからの高齢化社会にに備えて、老健施設を建て
ようと考えているのだけど、君はどう思う?」
「貴男は、発想が良いのね、そんなの思いつかなかったわ、でも、
そうなると、医師も、看護師も、介護士も、大勢いるわよ、そこ
まで大きくするの?、私は貴男のすることに、口出しはしないけど、
私には荷が重過ぎるような、気がするけど」
「そうなれば、会社の方は誰かに任せて、僕が陣頭に立って運営・
管理をするよ」