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キスの後で…
第2章 ス
その手に吸い寄せられるように自分の手を乗せると
艶っぽく笑って私を引き寄せる。

「いい子だ」

後ろから抱きしめられて首筋にキスを繰り返される。
お腹で交差していた先輩の手は
ゆっくりとTシャツの中に入ってきて
直接お腹をなで始めた。

素肌を・・・
男の人に触られるのは初めてで
優しく触るその指先は、気持ちいいという表現がきっと1番あってる。

そのまま片手をTシャツから抜き去ったと思ったら
顎をつかまれて、斜め後ろを向かされた。

そこには斎藤先輩の綺麗な顔が待ち受けていて
ゆっくりと唇が重なる。

ファ、ファーストキス!斎藤先輩としちゃった!

私の、そんな興奮をよそに
少しして離れた唇から少し出した舌で私の唇の輪郭を
優しく舐めた。

息が苦しくなって空気を求めて半開きにした唇の中に
スッと侵入してきた斎藤先輩の舌は
私の舌といやらしく絡まる。

なま温かい初めての感触に、ビックリして
その甘美な初体験にうっとりする。

キスにばかり気持ちが集中している間に
右手はTシャツの中でブラを押し上げてゆっくりと
おっぱいを揉みしだいていた。

い、いつの間に!

一瞬、素にもどった感覚を見透かされ

「集中しろ」

とさらにディープなキスになった。

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