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第13章 新人アルバイト

イタリアン　モーテルは今日もディナー予約で満席だ。
人手不足の為にアルバイトを募集したのだ。
面接も義之の仕事のひとつだ。

今日はアルバイトが来る初日になっていた。

「今日からアルバイトで働く柳田です。
お願いします。」

「皆、宜しくな！
わからないことは出来るだけ分かりやすく教えてやって」

義之は柳田の世話を三沢に頼んだ。
三沢は厨房やパントリー、食器の位置を案内していく。

柳田は大学生１年生。
髪は栗色ロング、細身で目は大きめな女の子だった。

ホールスタッフの他には

香山(男)　27才
アルバイトリーダー
ホール担当兼パントリー

谷田部(女)　22才
ホール担当

三沢(女)　　26才
ホール担当兼パントリー
他7名で回していた

レジは基本、義之と香山、三沢の担当だ。


キッチンは
義之の弟（歩）が副料理長を努め
補佐含め
5人でまわしていた。