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いとおしい青
第14章 サプライズ
今日はよっちゃん
帰って来ないのかな?
時計は2時を過ぎていた。

昨日からあまり眠れてなかった。
由貴は眠気がきたので
部屋で寝ることにした

テーブルの上にはメモ書きを置いた。

内容:お仕事お疲れ様
待ってたけど帰ってこないから
先に寝てるね

4時になっても由貴はなかなか眠れなかった。

さすがに朝帰りだとケーキ食べれないね…
冷蔵庫にケーキをしまう由貴。


ガチャガチャっ…
ようやく寄っていた帰ったのは4時半だった

部屋にはいるとテーブルの上はメモ書き。

靴を脱ぎ捨て、急ぎ足で義之はメモ書きを見ようとする

パアァァァンっ‼
「?!…」
クラッカーを鳴らし、由貴が立っている。

「よっちゃん誕生日おめでとう!…あれ?」

振り向いた義之の目には涙があった。

「よかった…由貴が出ていったのかと思った。
離婚届けじゃなくてよかったー。」

あらら…別の意味でよっちゃんを驚かせたみたいね。

こんな弱気なよっちゃんは初めて。
由貴は愛しくなり義之を抱き締めた。

「そんなわけないでしょ?
お祝いしたくてずっと用意してたの。
こんな時間だからケーキは明日食べましょうか。」

「だめだ今食べたい❗」

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